【家庭でお子様と使える英語③】●●ちょうだい

保護者様から新たな質問です。嬉しいですね。

お子様のそれと同列で語るのは少し失礼にあたるのを承知で言うと、子供達でも興味関心を持って考えている子ほど、質問が出てきます。

保護者様も、家庭でも子供達と一緒に英語に触れようとしてくださっているからこその疑問・質問だと思います。

英語に限らずですが、理想の環境は、家庭でも保護者様や兄弟姉妹でそのことが話題に上ったり、一緒に勉強/練習したりする環境ですね。

読書の例でいうと、家庭で楽しそうに読書をしている姿を見せてあげることが、子供にとっても一番の刺激になり自分も本を読んでみようというモチベーションに繋がるとよく言われます。

 

さて、今回の質問は「●●を(一つ)ちょうだい」という言い方です。

大人同士の丁寧な会話だと、Can I have a ●●?という文章になりますし、子供でも丁寧に「●●を一つもらえませんか?」と尋ねる時は、もちろんCan I have ~ ? の出番です。

でも、例えば子供同士だったり、大人と子供でもカジュアルなお願いをしあえる関係であれば、もう少しくだけた言い方が適当だったりします。

 

そのような時には、

Let me have a ●● とか Give me a ●●

という表現になります。

 

Let me have a cookie.  Give me a cookie. クッキー1枚ちょうだい

Let me have a bite. Give me a bite. 一口ちょうだい

(前回も登場したbiteの応用で、今回は「一口分のもの」というような意味になる名詞で使っています。)

こんな使い方が日常生活ではできます。

 

Let me have とGive meの違いですが、大きな違いはありません。家庭で使うのはどちらでも構いません。

厳密にいうと、Let me have の方が、相手に「お願いをする度合い(OKかどうかを決める主導権を相手に預ける度合い)」が少し強くなり、Give meの方が「自分が欲しいということを主張する度合い(相手がどう言おうと自分の主張を通したい度合い)」が少し強くなります。

 

それは、Let という動詞がそもそも「~させてあげる」という許可・承認を与えるという動詞であるからで、

Let me have は元々は

「私(me) がそれを 手にする(have) ことを 認めて(let) ほしい」

という許可を願い出るような文が成り立ちになっているからです。

一方 Give me は単純にそれを私にくださいと言っている表現です。

 

もちろん、厳密にいえば、と前置きしたように、Give meというとすごく横柄で失礼かというとそこまでのレベルではありませんし、Let me have でも Give meでも、最初か最後に please をつけると、丁寧にお願いしている度合いがあがります。

特に子供には、ただ単にLet me have / Give meと言わすだけではなくて、please をつけるように癖付けさせたいものです。

 

最後に補足ですが、ほしいものが1つの前提で、Let me have a / Give me a という例文にしてきましたが、欲しいものが2つ以上の場合はもちろんaは不要で名詞が複数になったり、

Let me have two cookies.  Give me two cookies.

何個かあるうちの一つ、ではなく、特定のクッキー(指さしなどを伴い「そのクッキー」という表現)になると、

Let me have the cookie. Give me the cookie.

と定冠詞 theが出てきます。

a / the と冠詞の話になると、また話が深くなっていきますので、今回はこのあたりで。 😉

 

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