【園長ブログ】エストニア

昨日、仕事が終わってから、お隣の尼崎で保育園を運営している友人とお茶をしながら色々と話す機会がありました。

彼は、最近北ヨーロッパバルト三国の一つ、エストニアという国に旅行し、現地の保育園等の視察も行ってきた経験についても話してくれました。

エストニアは面積は九州ほど、人口は神戸市とよく似た約130万人。にも関わらず、スカイプを筆頭に多くのスタートアップの発祥の地となっていたり、世界で唯一インターネット投票による国政選挙を行っている先進的な国でもあります。

聞かせてもらったその地での保育園視察でのエピソードの一つがこちらの写真です。

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冬が長く写真のような曇り空の日も多い現地では、車からの視認性も低くなる。よって、子供達が外に出る時は、写真のような反射効果のあるベストを着用することが法律で義務付けられているのだそうです。

路上で仕事をするような作業員や警備員の方々が来ているのはよく見かけるものですが、日本では子供が来て散歩をしているのは見たことはありません。ただ、いずれ日本でも導入される日が来るかもしれません。

この話を聞いて思ったことは、何事も現状の当たり前にとらわれ過ぎず、その場その場で何が本当に問題なのかをしっかりと見極めないといけないということ。そして、その問題を解決する、もしくは少しでもマイナスの結果を和らげるために効果のある道具などがあるのであれば、積極的にその力を借りればよいということ。そういう一例だなと思いました。

えてして日本の教育現場では・・・保育現場では・・・昔からこうやっているから・・・という考え方に捉われてしまいがちです。昨今問題になっている運動会の組み体操の問題にも同じことが言えるかもしれません。

その昔からの習慣に大事な価値があり、且つ、怪我や事故などネガティブなリスクが少ない、もしくはそれに代わる他の手段がないような事であれば引き続き守り続ければよいですし、実は有名無実になってしまっているような要素が強いのであれば、そこは勇気を持って変えていき、新しい手段を生み出していくことも必要だなと感じます。

反射ベストに限らず、インターネット投票にしてもそうですし、最近の色々な社会問題を見ていると、同じようなことがあてはまるのではないかなと感じることが多いと感じています。

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