【園長ブログ】連休が終わりました。真の国際化とは何か。

大型連休が終わりました。特別な事はあまりできない連休でしたが、健康でいられることや日常の生活があることの有難さを改めて感じるいい機会だったと捉えています。

本日当園では運営を再開しましたが、元気に登園してきた子供達と再会することが出来ました。これも偏に、子供達自身は勿論のこと、保護者様一人ひとり、ご家族や周りにおられる方々一人ひとりが、今求められていることを実践してきた賜物であると思います。

連休の前半頃がピークだったでしょうか、日本の学校も9月入学に変更してはどうかという論議をよくメディア上で見かけました。個人的には、そうなること自体には賛成ですが、今このタイミングでの移行は、今年9月までに残された期間、各所対応にあたることになる多くの関係者の方々(我々も含め)それに割ける時間、を考えると現実的ではないと思います。

その中で一つ気になったことは「海外の学校は多くが9月入学であるから、それに合わせることで国際化がより進む」という主張です。

確かに、学生にしても教授にしても、日本人が海外に行く場合も、外国人が日本の学校に来る場合も学期のカレンダーが合っている方が人が行き来しやすいということはあると思います。

が、それはあくまで「行き来し『やすい』」というだけで、「行き来するのに『不可欠』」ということではないということ。そして、学生やそれを取り巻く人達が、そして国自体が「国際化する」ということは、ただカレンダーを合わせるだけで実現できることでは到底なく、それよりももっと多くの大きな変化を乗り越えていかなければいけないということでしょう。ただ学校に野球部をつくったから即野球の強豪校になるわけでもありません。器はあくまでも器です。

では果たして、国際化する、グローバル化するということはどういうことなのか。

外国語が話せればいいのか。外国に滞在経験があればいいのか。相互理解の度合いはどのように測るのか。

物や人が国境を越えてくることでウィルスも広がってしまった今の時期にこういうことを考えるのは非常に皮肉ですが、これもいい機会と捉え、国際化という言葉の本当の意味、その概念の本当の価値を改めて考え続けてみたいと思います。

それがなければ、ただ国際化を目指す、国際化に役立つ、と言っても空論にしかなり得ません。

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