【園長ブログ】先日Puppies(3歳児クラス)保護者様へお伝えしたレッスンの進度に関する方針

先日Puppies(3歳児クラス)保護者様へお伝えしたレッスンの進度に関する園の考え方です。

やはり言語を習得するプロセス、そしてそれを幼児期の子供が第二言語としてその言語を習得するプロセス、というのはなかなか一次的に直接体験を持っている保護者様も、身近にそういうお子様がおられたというケースも稀です。

そのような中でも、お子様のサポートを熱心に行っていただいている保護者の皆様に園の考え方を共有させていただきました。

参考までにこちらでも掲載いたします。

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Puppies 保護者の皆様へ 最近の Let’s Go 等の宿題について

いつもホームワークのサポートを熱心にいただいており、本当にありがとうございます。も
うすぐ Puppies の 1 年も終わりですが、そのおかげでどの生徒もこの 1 年間本当に目覚ま
しい成長を見せてくれています。来年度の Joeys の 1 年間は年齢に伴う発達の面でも、カリ
キュラムの構成上でも、英語で話せること、理解できること、書ける事の幅や深みもこれま
で以上に目に見えて伸びてくる時期です。来年度も引き続きご協力をお願いしますと共に、
一緒に子供達の成長を楽しんでいきましょう。

さて、それと並行して、これはごくごく自然な流れなのですが、特に Let’s Go の教材では、
最近特に基本的な会話表現が次々と新しく出てきています。ホームワークの出来栄えや理
解度などについてご心配をいただいている保護者様も散見されると Sarah 先生や Yume 先
生からも報告を受けていますが、それについて私からも一言お伝えしたく少しイレギュラ
ーですがこちらのお手紙をお配りしています。

一つひとつの違った会話表現や文法、例えば
Where do you live? -I live in Hillsdale.
Where is the workbook? -It’s under the sink.
Is there a bathtub next to the sink? -Yes, there is.
というような表現などが最近ではすぐには理解が難しい部分です。

結論から言うと、今の段階でこれらの表現を完璧に理解し使いこなせていなくても、全く問
題はありません。こちらも一度一度のレッスン、ホームワーク、Unit テストで 100%でな
いと「問題あり」と判断することもありません。もちろん少し早めに理解することができて
いい結果を残すことができたらそれは大いに褒めてあげる対象ではありますが。

仮にこの Let’s Go 教材を週 1 回の英会話スクールで使用しているとしたら、それぞれの
Unit を「理解・定着」までもっていくために使います。少し難しい内容が登場する場合は
進度を大幅に遅め、繰り返しの練習を十分にしながら進めていくことが必須だと思います。
しかし、パルクルでは、Let’s Go 教材はいわば「導入・紹介」といった目的の要素が強くな
ります。なぜかと言うと、「理解・定着」を図るための機会は他で沢山あるからです。ウェ
ルカムサークルやランチタイム、バスの中などレッスン以外の英語環境の日常生活会話の
中で、また PALCL ライブラリーなども活用頂きながらの日々の読書の中でそれらは繰り返
されていきます。

ですので、もちろん Unit の中身によって若干の進度の調節もありますが、
基本的にはレッスンでは新しい表現を「導入・紹介」しながら次へ次へと進めていきます。
子供達は最初 Let’s Go の本で学んだ時はよくわからないというような素振りであったとし
ても、少しずつそれらの表現が実際に使われている環境に身を置いて、聞いたり試しに使っ
たり、それらが出てくる物語を読んだりする中で、少しづつ理解と定着を深めていきます。

もちろん幼児年齢ですので、「ママ、先月の Let’s Go のレッスンでは under とか in とか next
to とかわからなかったけど、わかるようになったよ!」というような具体的な報告もおそ
らくないでしょう。ですので本当にわかってきているのかと不安になることもあるかと思
います。また、平素の家庭での日常生活では、日本語の発達の為に日本語での会話を沢山し
てあげてくださいとこちらからもお願いしていることもあり、お家で彼らの英語の成長の
成果を直接耳にするということもあまりないかもしれません。

しかし、日々英語で話しかけられ、それに対して英語で答えることを求められているパルク
ルに居る間では、子供達が少しずつ着実に、時に劇的な変化も見せながら、英語で話せる内
容、語彙の多さ、表現のバリエーションが増えていくことが顕著にわかります。ですので、
ここはひとつそれが一つの子供の成長過程であることをご理解いただき、安心してお任せ
いただければ幸いです。

そのような中でも、できるだけ子供達の成長を目にしていただく機会として参観や発表会
なども頻度には限りがありますがご用意していきます。また、普段のテストや英検も成長を
可視化するものの一つとして考えております。1 つのテストを実施して%として数字をお出
ししているのは、決して 100%に満たない部分に悲観することが主目的ではありません。前
回前々回など以前からの経過に注目し、上がっているとそれは褒めてあげるべき成長であ
りますし、下がっていると子供の直近の心身の状況や園への登園状況、家庭での学習習慣や
環境などを振り返るきっかけにできればよいと思います。もちろん、1 回低下しただけで大
騒ぎする必要もありませんし、冷静に経過を見守りながらということは言うまでもありま
せん。

おそらく余程の場合を除いて、保護者様ご自身の体験はもちろんのこと、幼児期からバイリ
ンガル環境で育っている子供が身近にいて、自身のお子様の成長の参考にできる事例をお
持ちの保護者様はとても少ないと思います。ですので、今のペースがいいのかどうなのか不
安に思われることも自然な事だと思います。ただ先にもお伝えしましたように、こちらから
特別な取り組みを御提案する場合を除いて大きな心配は必要ありません。

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園の方針はこちらでもご確認いただけます。

学習カリキュラムはこちらです。

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